ロミオとジュリエット【Romeo and Juliet】と言えばシェークスピア作の悲劇。
あらすじはイタリアのベローナの名門で不和の間柄にあるモンタギュー家の息子ロミオとキャピュレット家の娘ジュリエットの悲恋物語で最後には二人とも死んでしまうというもの。
この話のように恋愛の障害が大きければ大きいほどカップル二人の絆が深まり、愛が燃え上がってしまうことを心理学用語でロミオとジュリエット効果という。
例えば両親に大反対されたり、周囲から別れた方がいいなどど助言されればされるほど当事者二人の愛は逆に深まっていく。
これは不安定な恋愛中のカップルにとって周囲からの圧力や干渉が別れを招く脅威となるので、それから護身するため二人の結びつきが強くなり愛情が強化されるため。
さらに障害を乗り越えて恋愛成就できたならば、二人で危機を乗り越えたという共通の達成感を感じるためより一層、愛情は深まっていく。
つまり、頑固親父が年の差、離婚歴等々で娘の結婚に反対するケースなどは火に油を注ぐようなものでまったく逆効果。
不倫が燃え上がるのもロミオとジュリエット効果に起因するところがあるのでしょう。
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