2014年10月25日土曜日

三毛猫のオスは超レアな存在?




三毛猫はイエネコの毛色で、白・黒・褐色の混じった猫のこと。



家の近所にも三毛猫がいて個人的にも馴染み深い存在ですが、実は三毛猫のほとんどがメスでオスはまずいない。



三毛猫の雄は先天的な染色体異常による突然変異で生まれてくるため、三毛猫の雄が生まれる確率は3万分の1程度と言われる。



また染色体に異常があるため一般的に繁殖能力はない。(寿命にはほとんど影響なし)



三毛猫のオスはその貴重性から数千万円単位の値がつくことも。



ネコの性別は性染色体(X染色体とY染色体)によって決定される。



三毛猫の雄の三毛猫の3色(白・黒・茶)の色分けは、雄(XY)雌(XX)の染色体の組み合わせなどで決まるが、白や黒と違い茶を発現する遺伝子はX染色体上にしかない上、茶のほかに黒との2色が発現する組み合わせはXXしかないため、通常は雌(XX)だけが三毛猫になる可能性を持っている。

だが、精子や卵子などの生殖細胞が行う細胞分裂(減数分裂)が正常に行われないケースがまれにあり、その際に「XXY」という組み合わで三毛猫の雄が生まることがある。

これをクラインフェルター症候群という。
(日本海新聞)

0 件のコメント:

コメントを投稿