2014年10月28日火曜日
携帯電話の端末識別番号を表示する裏コマンドとは?
自分の持っている携帯電話の端末識別番号をご存知ですか?
端末一台一台に割り当てられた固有の識別番号で、電池パックを外したあたりに記載されている15桁の番号のことです。
この識別番号は、電池パックを外さなくても裏コマンドを入力することで確認することができます。
▼端末識別番号の表示方法
待ち受け画面もしくは電話をかけるキーパッドのダイヤル画面で
「*#06#」と入力することで表示されます。
端末識別番号を正式にはIMEI【International Mobile Equipment Identifier】と言い、国際移動体装置識別番号を指します。
IMEIの15桁の番号の最初の8桁はTAC【Type Allocation Code】で、機種などを表しています。
次の6桁はSNR【Serial NumbeR】で、端末を特定するシリアル番号を表しています。
最後の1桁はチェックデジットです。
▼チェックデジットの計算方法
以下のような識別番号(仮)があったとします。
(例)123456789012347
(1) 最後の一桁はチェックデジットなのでそれ以外の14桁で計算します。
(2) 偶数桁の数値を2倍する。
2×2=4
4×2=8
6×2=12
8×2=16
0×2=0
2×2=4
4×2=8
(3) (2)で得られた数値を1つずつ足す。
4+8+1+2+1+6+0+4+8=34
(4) 奇数桁の数値を足す。
1+3+5+7+9+1+3=29
(5) (3)と(4)で得られた数値を足す。
34+29=63
(6) (5)で得られた数値の1の位が0の場合、チェックデジットは0。0以外の場合は10から1の位の数字を引いた数がチェックデジットとなる。
10-3=7
IMEIとIMSIなどを組み合わせることで携帯電話事業者は端末を識別することができるので、コレを使ってケータイを紛失した場合など遠隔で機能停止させるなどのサービスを行うことができる。
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