2014年10月25日土曜日

手術着が青緑色なのはなぜか?




医療関係の服装といえば、医師も看護士も白を基調としたものがほとんどですが、手術着は青緑色をしています。



手術着が青緑色な理由は補色残像防止のため。



補色残像は同じ色ばかりを見ていると、反対色が浮かんできたり他の色に見えてしまう現象のこと。



赤い血や臓器を長時間見つめていると、目の補色の作用から白壁や白衣が赤の反対色である青緑色の残像が見えたりすることがある。



緻密な作業を必要とする手術の場で支障が出ないように青緑色の手術着や壁にしているのです。



また、青緑系の色は心理・色彩学的に緊張緩和効果がある。

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