人と接する上で第一印象は重要な要素である。
米国の心理学者アルバート・メーラビアン氏のコミュニケーションの中における人の印象に関する研究で興味深い事実が判明した。
自作の円グラフ(画像)を参照してもらうと一目瞭然ですが、印象決定要素の内訳は・・・
▼外見的要因 55%
▼声 38%
▼言葉 7%
つまり、相手の印象を形作る時に話の内容など全体のわずか7%にすぎないということですから、どれだけ話が流されているかわかりますね。
ノンバーバル・コミュニケーション能力でも鍛えましょうか。
初対面の第一印象に至っては5±2秒、長くても10秒以内で決まるというから驚きです。
「優しそうな人」「冷たそうな人」「面白そうな人」「好き」「嫌い」などのイメージ形成が10秒で決定されるんですから、いかに最初の接触が大切かわかります。
人の印象決定要素としては話し方、声、表情、しぐさ、外見動作など様々なものがあげられますが、短時間では多くを読み取ることは難しく、結果的に視覚からの外見的要素が多くの割合を占めることになる。
このことを心理学用語で「初頭効果」と言う。
また、第一印象の良し悪しはその後のコミュニケーションの80%を左右するというから悪い印象を与えてしまった場合は挽回するのは大変そうです。
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