「女心と秋の空」は元々「男心と秋の空」だった？

女性の変わりやすい愛情を意味する「女心と秋の空」



秋晴れというように秋は綺麗な青空を見ることができる半面、台風シーズンで天気は変わりやすい。



そんな変わりやすい天気と移り気な心模様をかけた言葉ですが、元々は「男心と秋の空」でした。



昔の女性は奥ゆかしく今のように浮気を軽々しく口にせず、もっぱら「男性＝浮気」という考え方が主流だったので秋の天気に男性の浮気をかけて男心と秋の空と使われていました。



しかし、近世になると男性の草食化、女性の地位向上といった要素が重なり女性の心も変わりやすいのではないかという風潮が生まれ、男心と秋の空という言葉も女心と秋の空という言葉に取って代わられた。



女性強しですね。






p.s.

男心と秋の空という言葉自体は残っています。