2014年10月25日土曜日

年齢を重ねると時間の経過が早く感じるのはなぜ?




子供の時は遊ぶ時間など無限にあったように思うのですが、大人になると時が過ぎ去るのはとても早く感じる。



歳を重ねると時間間隔が短くなるように感じるこの現象には心理学上の名前が付いている。



「ジャネーの法則」



ジャネーは、この法則を提唱したフランス人学者のポール・ジャネーの名前からとって付けられています。



ジャネーの法則は、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」ということなのですが、少々堅苦しい言い回しなのでもう少し噛み砕いてみましょう。



例えば50歳の大人にとっての1年は人生の50分の1と考えることができます。



一方、5歳の子供にとっての1年は人生の5分の1を占める。



つまり、50歳の1年=5歳の10年に匹敵すると解釈できるのです。



高齢になるほど、心理的に1年が早く感じるということ。



また、子供の頃は感受性に満ちていて見聞きした体験が新鮮で驚きの連続のため、その一つ一つの思い出が強い記憶となって刻まれ時間が長く感じられるが、大人になると新しい体験が減ったり慣れから生活が単調になり、早く時が過ぎるように感じる。



年齢を重ねても新たな事に挑戦したり、新しい刺激を求めるように心がけることで時間の感じ方も遅くする事ができそうです。

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