2014年10月19日日曜日

かつてペンギンと呼ばれていた元祖ペンギンとは?

Cassell の鳥 C1870 のオオウミガラスの巨大なペンギン Impennis



ペンギン【penguin】はペンギン目ペンギン科の鳥の総称で南半球に分布している。



これが現在、私たちが知っている現生ペンギンですが、本来ペンギンと呼ばれていた動物はオオウミガラスです。



オオウミガラスは大西洋や北極海に生息していた現生ペンギンに似た飛べない鳥です。



しかし、残念ながら現在ではオオウミガラスの姿を見ることはできない。



人間による乱獲で最後のつがいまでも殺されてしまったのです。



絶滅が危惧されていたにもかかわらず絶滅させてしまったことに人類は大いに反省しなければならない。



南半球でオオウミガラスと似た姿をした鳥が見つかり南極ペンギンと呼んでいた頃にオオウミガラスが絶滅となり、ペンギンといえば南極ペンギンしかいなくなったことで南極ペンギンを単にペンギンと呼ぶようになった。



オオウミガラスは絶滅した上に名前まで奪われてしまった悲劇の鳥だということを忘れないであげて下さい。

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