2015年1月4日日曜日

ウロコフネタマガイの特殊形態とは?




海洋研究開発機構などは2009年11月上旬、有人潜水調査船「しんかい6500」によるインド洋の深海調査で、ウロコフネタマガイ数千個を発見、一部を採取した。

20個を持ち帰ったが、生存している1個を共同研究に加わった新江ノ島水族館で展示する。

(YOMIURI ONLINE)






ウロコフネタマガイという貝の仲間がいる。



この貝、世界唯一の特殊な形態を有している。



それは、鉄の鱗をまとっているという点。



その鉄の鱗は硫化鉄でできており、磁石にもくっつく。



ウロコフネタマガイは別名をスケーリーフット(鱗のある足という意味)と言い、体長4センチ程度の巻き貝。



インド洋のかいれいフィールド(深海2420メートル)付近の熱水噴出域でしか生存を確認されていない。



ウロコフネタマガイは生物として最強クラスの防御能力を持っていると言えるでしょう。



生物でありながら体の一部が金属でできているんですから。



ドラクエで例えたらメタルスライムですよ、まさに。

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