世界文化遺産にもなり名実ともに日本のシンボルとなった富士山。
みんなから愛される富士山はみんなのものと言いたいところですが、8合目以上は浅間大社の私有地となっています。
元々の富士山の所有者は徳川家康でしたが、浅間大社に譲られたのです。
それまでにも実は紆余曲折がありました。
明治維新後、一時国有化されたこともありましたが最高裁判決により再び2004年に浅間大社のものになったという経緯があります。
浅間大社は正式名称を富士山本宮浅間大社といい、富士山をご神体として祀っており8合目以上は奥宮境内地となっている。
かつて噴火して怒り狂う富士山を鎮めるために建てられたのが浅間大社なのです。
富士山の8合目以下の部分については現在も山梨・静岡両県の所有権争いを避けるため、明確な県境線が引かれておらずうやむやにされています。
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