2014年10月25日土曜日

衆議院解散で万歳するのはなぜ?




よくよく考えると衆議院解散で万歳っておかしいですよね?



なぜなら、解散直後から議員は元議員と呼ばれ、失職するのになぜ万歳なのか?



実は万歳をする理由はよくわかっていなくて諸説あります。






▼天皇説

日本国憲法第7条には「天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。」とあり、この中に「衆議院を解散すること。」と明記されています。

紫のふくさに包まれた解散詔書には天皇のお言葉があり、このような天皇の国事行為に対して万歳しているという説。



▼ヤケクソ説

解散=失職でもうお終い。

ヤケクソ、やけっぱちで万歳しているという説。



▼気合説

次の選挙への士気を鼓舞するため万歳するという説。

選挙戦に意地でも勝ってまた国会に戻ってくるという意思表示だとする説。






ちなみに、初めて万歳をしたのは1897年12月25日で、松方正義内閣が衆院を解散した時。



これ以降、慣習で行われている。

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