
42年間続いた日本最長寿のTBS系時代劇「水戸黄門」の最終回スペシャル(2011年12月19日午後7時)が京都・太秦の東映京都撮影所でクランクアップした。
合計43部、1227話という記録的な数字を残し、ご老公の旅は終わった。
(日刊スポーツ)
TVのレギュラー放送は終わってしまいましたが、水戸黄門に関する5つの雑学を紹介したいと思います。
▼副将軍という役職は存在しない
水戸黄門のドラマの中での名台詞に以下のような文言があります。
「この紋所が目に入らぬか。こちらにおわす御方をどなたと心得る。畏れ多くも前の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ」
この中に出てくる副将軍という肩書き(役職)は実際には存在しない。
本当の役職は中納言。
▼水戸黄門は7人存在した
水戸黄門と言えば=徳川光圀と思いがちだが、黄門は中納言のことなので水戸藩主で中納言になった人はみんな黄門様ということになる。
頼房、光圀、綱條、治保、齋脩、齋昭、慶篤の7人が水戸黄門に該当する。
▼水戸黄門は日本全国を行脚していない
ドラマでは水戸黄門は日本全国を旅しながら悪人を懲らしめるというイメージが強いが、実際の水戸黄門は水戸藩主であることから江戸詰め(江戸に常駐)のため日本全国を旅するなど不可能だった。
参勤交代もしていなくて、旅らしい旅といえば鎌倉や日光に出かけた程度。
▼助さん、格さんのモデルは?
助さんのモデルは佐々介三郎。
格さんのモデルは安積覚兵衛。
▼印籠は薬入れ
水戸黄門の重要アイテムであり、見せると悪人がひれ伏す印籠は携帯用薬入れ。
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