白い目で見るとは、冷淡な目つきで見る、憎しみの感情をこめて見るという意味の慣用句。
「白い目で見る」の語源は、魏(中国)の思想家で竹林の七賢の一人、阮籍という人物に由来する。
晋書(阮籍伝)によれば、阮籍が気に入らない客に対しては白眼で接し、逆に気に入った客には青眼で接したという故事から冷淡な目つきで見ることを白い目で見るというようになった。
故事をもう少し詳しく説明すると、阮籍は風俗習慣に否定的だったため、母の葬儀の場でも世俗的な客に対しては白眼で接し、気に入った客には青い目で見るという態度を示した。
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