2014年11月23日日曜日

日本一低い山とは?

日本百低山―標高1500メートル以下の名山100プラス1 (文春文庫)



日本の最高峰は言わずと知れた富士山(3776メートル)ですが、最も低い山は?



実は最近、最も低い山の順位が入れ替わって1位と2位が逆転したんです。



国土地理院発行の地図に載っている日本一低い山は、長らく大阪府大阪市の海遊館近くにある天保山(標高4.53メートル)だったのですが、2位に陥落したとの一報が入りました。



栄えある1位に輝いたのは仙台市宮城野区の日和山の標高3メートル(国土地理院では1メートル以下の小数点は四捨五入している)



かつては標高6.05メートルあって国内2位の低い標高だったのですが、東日本大震災の津波で削られ消滅・・・したかに思われたが奇跡的に残り、天保山を下回る標高になって日本で最も低い山として復活。



ちなみに、天保山も日和山も元は人工的に造られた築山で天然の山ではない。



自然の山で標高が日本一低い山は、徳島市方上町の弁天山で6.1メートルになります。



また、国土地理院発行の地図に載っていない、つまり国土地理院非公認ながら自称日本一低い山というのが存在する。



秋田県大潟村にある大潟富士(標高0メートル)



脅威の標高0メートル!



これにはちょっとしたトリックがある。



大潟富士は人工の山であり、高さは計画的に富士山の1/1000になるように3.776メートルにした。



さらにこの付近は海抜がマイナスで大潟富士の頂上が標高0メートルになるように計算して造られているという裏があるのだ。

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