2014年11月15日土曜日

世界最長の実験とは?




世界で最も気長な実験はピッチドロップ【Pitch Drop】実験。



豪クイーンズランド大学が実験を開始した。



ピッチと呼ばれる極めて粘度の高い物質(水の数千億倍)が落下する(ドロップ)するのを観察する実験。



一見、固体にしか見えないピッチが実は液体であることを証明するためのもので、実験開始から80年以上経過しているがその間に滴り落ちたのはわずか9回。



およそ8年に1ドロップするペース。



忍耐力と根気が必要な途方も無い実験です。






▼実験経過推移



1938年に1滴目

1947年に2滴目

1954年に3滴目

1962年に4滴目

1970年に5滴目

1979年に6滴目

1988年に7滴目

2000年に8滴目

2014年に9滴目(容器交換中に千切れる事故)



0 件のコメント:

コメントを投稿