世界で最も気長な実験はピッチドロップ【Pitch Drop】実験。
豪クイーンズランド大学が実験を開始した。
ピッチと呼ばれる極めて粘度の高い物質(水の数千億倍)が落下する(ドロップ)するのを観察する実験。
一見、固体にしか見えないピッチが実は液体であることを証明するためのもので、実験開始から80年以上経過しているがその間に滴り落ちたのはわずか9回。
およそ8年に1ドロップするペース。
忍耐力と根気が必要な途方も無い実験です。
▼実験経過推移
1938年に1滴目
1947年に2滴目
1954年に3滴目
1962年に4滴目
1970年に5滴目
1979年に6滴目
1988年に7滴目
2000年に8滴目
2014年に9滴目(容器交換中に千切れる事故)
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