2015年1月12日月曜日

みかんをたくさん食べると皮膚が黄色くなるのはなぜ?




冬にこたつでみかん、最高ですよね。



ところで、みかんをたくさん食べると皮膚が黄色くなることがありますがこの症状を柑皮症といいます。



柑皮症と言っても特に病気の名称ではなく、柑橘類に含まれるカロテノイド(色素)の内のカロテン(カロチン)が血中に沈着して手の平や足裏が目立って黄変するだけ。



カロテンは脂溶性なので、脂肪に蓄積されやすい性質を持つ。



ちなみに、黄変してもみかんをしばらく食べないでいれば自然に元に戻るのでご安心を。



また、みかん以外にもカロテンが多いカボチャなどでも同様の症状が起こりえる。



黄疸も「黄色くなる症状」ということから柑皮症とたまに混同する人がいますが全く違います。



黄疸は、ビリルビン(胆汁色素)が血液中や組織中に異常に増加して黄色くなる症状のこと。



白目が黄色くなったら黄疸を疑って病院に行って下さい。



柑皮症で白目は黄色くなりません。

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