タラヨウ(多羅葉)は、モチノキ科の常緑高木で別名を葉書の木と言います。
葉の裏面をつまようじのようなものでひっかくように傷をつけると、その部分が茶色く浮かび上がり文字や絵を書くことができます。
さらに、このタラヨウの葉に切手を貼れば手紙として出すことができる。
なぜ、文字が書けるのかというとタラヨウの葉にはタンニンが多く含まれており、傷をつけるとタンニンが空気に触れ酸化し、文字が浮かび上がるというメカニズムです。
これがハガキ(葉書)の語源になったとする説もあります。
古くはこの葉にお経を書いたり、戦国時代に便りとして使われていました。
現在は、郵便局の木として郵便局の近くに植樹されているのをよく見かけます。
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