大正時代、新潟県長岡市でとある夫婦があられを作っていた。
当時、多くのあられ業者は機械による大量生産方式だったが、夫婦は金型による手作りにこだわっていた。
そんなとき一つしかなかった金型を妻が接客時に誤って踏んでしまい三日月のような形に変形させてしまう。
試しにそれで作ったあられを売ってみたところ、客が「柿の種に似ている」と発言。
そこからヒントを得て、柿の種というネーミングで売り出すと大ヒット。
これが「柿の種」の誕生秘話。
元祖・柿の種、
浪花屋製菓の創業者・今井與三郎氏の逆境からの機転と金型を踏んでしまったさき婦人、グッジョブ。
柿の種は商標登録はしなかったので今では多くの企業から発売されている。
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