大相撲の決まり手には寄り切り、突き出しなど様々な技があるが相手に触れることなく勝ってしまうという最強の決まり手がある。
その決まり手が出たのは明治43年、当時大関の太刀山VS八嶌山の一戦でのこと。
太刀山の強烈な突きを恐れた八嶌山がじりじりと下がっていき、なんと自らそのまま土俵を割ってしまった。
太刀山の勝ちとなり、決まり手は「にらみ出し」となった。
本来、にらみ出しという決まり手はないのだがこの場合はそれ以外に言いようがない。
相手に触れることなく気迫だけで勝利する、まさににらみ出しは最強の決まり手ではないでしょうか。
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