山芋などをすりおろしてとろろで食べる時に口や手が痒くなります。
ヤマノイモ科などの芋にはシュウ酸カルシウムという物質が含まれていて、これが痒みの主要原因。
シュウ酸カルシウムの結晶は針状物質であり、針の長さはわずか100マイクロメートル程度。
その針が皮を剥いたり、芋をすりおろす事によってバラバラに出てきて、肌にチクチク刺さるので刺激されて痒くなる。
ただし、シュウ酸カルシウムの針は人体に害を及ぼすほどの影響はありません。
あくまで痒くなるだけです。
痒みを少しでも抑える対策としては、お酢やレモンを搾ってかけてみてください。
シュウ酸カルシウムは酸に弱い特性があるので痒みは軽減されるはずです。
また、冷凍してからすりおろすことで針状物質を肌に刺さりにくくすることができます。
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