2016年3月13日日曜日

虫歯はキスで感染する?




虫歯は歯の硬組織が侵食される疾患、またその歯を指しますがその主原因はストレプトコッカス・ミュータンス菌。



ミュータンス菌などの細菌は糖質からグルカンを作り出し、そのグルカンがプラーク(歯垢)を作り、虫歯になっていく。



だが、ミュータンス菌をはじめとする病原性の菌は新生児の口中にはいない。






▼いつどの段階で菌に感染するのか?



それは、保護者からの感染がほとんど。



愛するわが子に口移しで食べ物を与えたり、親子でスプーンなどの食器共有、キス、回し飲みをするなどの行為で感染してしまう。






▼保護者から菌の感染を防ぐには?



(1)親子の口移しやキスなどのスキンシップはとても大切なことなのでやめなさいとまでは言いませんが、保護者の虫歯菌を除去を歯医者で徹底的に行い、食器の共有などは避けたほうがよい。




(2)菌が感染して定着するのは3歳くらいまでなので、この期間を注意していただければその後の人生において虫歯になる可能性を低くでき、虫歯になりにくい歯にすることができる。






<2006.11.17追記>

赤ちゃんの虫歯予防に効果あり、妊婦にキシリトール
(読売新聞)

妊娠中から出産後にかけて、虫歯菌(ミュータンス菌)や歯垢を減らす作用がある天然甘味料「キシリトール」を摂取すると、産まれてくる子どもの虫歯菌感染が抑えられることを、岡山大が突き止めた。

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