岐阜県郡上市美並町粥川地区の住人はうなぎを一切口にしないという。
うなぎの蒲焼を始め、うなぎパイなどうなぎ全般。
他の地域からこの地区にお嫁にきた女性もうなぎを食べるのをやめるという徹底ぶり。
なぜうなぎを食べなくなったのか、それは1000年以上前の平安時代に遡る。
昔々、瓢ヶ岳には鬼が住んでおり、たびたび粥川の里に下りてきて人々を悩ませていた。
藤原高光が鬼退治をすることになったが、鬼は行方をくらまし困り果てていた。
すると、目の前に一匹のうなぎが現れ鬼のいるところまで道案内をしてくれて退治することができた。
鬼を退治する手助けしたうなぎを神の使いとして崇め食べることを禁止し、これが現在まで受け継がれている。
※最近の若い住人の中には気にしないで食べちゃう人もいるのだとか。
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