
有耶無耶の語源は、「有耶無耶の関」にあるといいます。
有耶無耶の関(峠の関所)があるのは秋田県にかほ市象潟町で、1200年ほど前の鬼の伝説に遡ります。
手が異常に長い鬼と足が異常に長い鬼の手長足長という人喰い鬼が関所に現れ人々に恐れられていたという。
これを見かねた神が3本足の八咫烏を遣わせ、手長足長がいるかどうかを鳴いて知らせてくれるようになった。
八咫烏は手長足長が現れるときには「有や」と鳴き、現れないときには「無や」と鳴いたことから有耶無耶の関の地名の由来となった。
本当に鬼がいるのかいないのか不安で気持ちが曖昧であったことから物事がどうなのかはっきりしないことを有耶無耶というようになった。
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