電子メールを使う際、必ず目にする「@」
日本ではアットマークとして知られていますが、アットマークと呼ぶのは日本くらいで世界の国々によってその名はまちまちです。
例えば、フランスではエスカルゴ、ドイツではサルの尻尾、イタリアではカタツムリといった風に。
見た目がモチーフになっている点が共通項です。
アットマークは、英語で場所という意味の【at】と同じ意のラテン語【ad】に由来し、aのまわりにdをデザインした形。
そんなアットマークですが始めからメルアド用に用いられた訳ではなく、元は会計経理などの場で単価記号として使われており、現在でもそのように使われています。
@10.000と表記されれば、単価1万円ということですね。
電子メールのメールアドレス用にアットマークを使うようになったのは、アメリカのプログラマーであるレイ・トムリンソンがキーボード上で使用頻度が低かったアットマークを電子メール用として使い始めたことがきっかけで、それが一般化し現在は広く使われています。
0 件のコメント:
コメントを投稿