
プラナリア【Planaria】は扁形動物で、体長20~30ミリメートルで渓流などに生息しています。
プラナリアの最大の特徴は驚異的な再生能力。
トカゲのシッポなど切っても再生されることがあるがプラナリアの再生力はその比ではない。
胴体を真っ二つにしても2つになった断片がそれぞれ生き続け、最終的には数週間で完全に元の大きさに戻る。
しかも、元々一個体だったものが再生後は二匹になる。
驚くのはまだ早い。
体を10個に切っても10匹のプラナリアとして再生するし、数百のパーツに切断しても再生したパーツがあったとする研究報告もある。
(asahi.com)プラナリアという動物は、切断してももとの体の頭の向きに頭ができ、尾の向きに尾ができる。
長年の謎だった頭と尾の方向を決める仕組みを、京都大の阿形清和教授らが解明した。
阿形教授(再生生物学)らは、動物の体の形づくりで重要な役割を果たす、ヘッジホッグと呼ばれるたんぱく質に注目。
ヘッジホッグは頭側から尾側に運ばれており、受容体に結びつくと、信号が伝えられ、そこで尾を作る命令を出す遺伝子が働き始めることがわかった。
断片にした時も、もとの体の尾の方向にヘッジホッグがたまるため、再生後も尾になっていた。
ただし、断片が短いと、ヘッジホッグの量が足りず尾の方向に頭ができる。
リアル魔神ブウみたいなキモカワ生物ですね。
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