新鮮な魚介類を生のままいただく刺身(お造り)は素材の味を味わえる贅沢な料理ですが、「刺身」という呼び名にはちょっと違和感があります。
見た目から名付けるなら「刺し身」より「切り身」の方がしっくりきそうなんですが・・・
刺身の語源については3大説がある。
▼包丁式説
包丁式という包丁と箸のみを使って、魚を刺しながら捌く方法が主流であったことから刺し身となったとする説。
▼武士説
刺身と呼ばれるようになったのは武家社会となった室町時代からで、武士が「切る」という言葉を嫌った(忌み詞)ので、「切り身」ではなく「刺し身」を用いたとする説。
▼ヒレ・エラ説
切り身にした魚が何の魚だったのか種類を識別するために、その魚のヒレやエラを刺して出していたことからとする説。
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