2014年10月26日日曜日

ホッキョクグマは白くない?




ホッキョクグマ(北極熊)はクマの中では最大種で、シロクマの別名を持つ。



嗅覚も優れており、数十キロ先の獲物の臭いを嗅ぎとることができる。



シロクマのその名の通り一見すると白い熊なのですが、実は白くありません。



シロクマの毛を全部剃ってしまうと地肌は黒です。



これは極寒の北極で少しでも太陽熱を吸収するためです。



さすがに体毛は白いだろうと思ってましたが、実は体毛は無色透明。



体毛はストローのように一本一本空洞になっており、光が散乱していることで全体としては白く見える。



ちなみに、動物園のホッキョクグマなどで体毛が緑がかって見えるときがあるのは体毛の表面に微小な穴が多数開き、そこに藍藻が侵入して増殖したため。






<2012.5.11追記>

ホッキョクグマが約150キロメートルもの距離を一気に泳いでいるとの調査結果を、米地質調査所の生物学者がまとめ、カナダの動物学誌で発表した。

最大では10日で687キロメートルの例もあった。

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