ワイシャツは、男性が背広の下に着る台襟・カフス付きのシャツのこと。
このワイシャツの前後の裾は長いのですが実は、下着だった頃の名残なのです。
1900年頃までのヨーロッパではパンツのような下着を履く習慣がなかった。
そこで、ワイシャツの前後を長くして大事な部分を隠して下着の役目をさせていたんですね。
現在のワイシャツより裾が長かったのでボタンで留めていました。
ちなみにワイシャツの語源は、英語のホワイトシャツ【white shirt】
アクセントの弱い「ホ」と「ト」が抜け落ちてしまってワイシャツと呼ばれるようになりました。
日本人のヒヤリング能力の低さを露呈してしまった一例ですね。
シャツの広げた形「Y」からきていると思いがちですが、Yシャツではなかった訳です。
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