
「急がば回れ」とは、急ぐときには危険な近道より、遠くても安全な本道を通るほうが結局早いという喩え。
急がば回れで回ったのは、滋賀県の琵琶湖。
江戸時代、東海道を通って京都へ行くには主なルートが2つあった。
▼陸上ルート
瀬田の長橋(瀬田の唐橋)を経由するルート。
▼水上ルート
矢橋の渡し(草津市矢橋港~大津市石場港)を経由するルート。
水上ルートの方が距離が近いのですが、水上ルートは比叡山から吹き降ろす強風で舟が転覆する可能性がある危険航路だった。
そこで、水上ルートより時間はかかるけども安全な陸上ルートを使いなさいという戒めが「急がば回れ」という言葉を生んだ。
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