2014年11月9日日曜日

硫黄臭は存在しない?




硫黄は、温泉や火山帯で多く生成され、火薬の原料やゴム製造などに用いられる。



原子番号は16。



火山の噴火中継や温泉レポート番組などで度々、レポーターが「硫黄のような臭いが立ち込めています」などと表現することがある。



しかし、よくよく考えてみるとこの表現はおかしい。



純粋な硫黄は無臭の物質だから。



しばしば表現で使われるいわゆる「硫黄のようなニオイ」「卵の腐ったような臭い」は、硫化水素(硫黄+水素の化合物)が発するもの。



ちなみに、二酸化硫黄(亜硫酸ガス)も火山性のガスで刺激臭がします。

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