2014年12月4日木曜日

自動車のスピードメーターが180キロまである理由とは?




日本の高速道路の法定速度は100キロ。



でも、自動車のスピードメーターには180キロまであります。



180キロを出そうものならスピード違反で捕まってしまうのに、なぜメーターは法定速度を超える数値まであるのでしょうか?



理由は何点かあるのですがまず、国際競争力を示す意味があります。



ドイツのアウトバーンを始めとする世界の道路には制限速度がない区間も存在します。



そのような国で日本車は100キロまでしか出ません、でも外車は200キロ出ますとなった場合に自動車ユーザーはどの国の車を選ぶでしょうか?



答えは明白です。



つまり、日本車でも180キロ出るようなポテンシャルは持ち合わせているという証明と国際競争に負けないために180キロまでメーターはあるのです。



また、日本でもサーキットや私有地で走行する場合は180キロ出してもスピード違反にはなりませんから100キロ以上のメーターが必要になってきます。



他にも勾配のキツイところで、一定の速度を保つためには平坦なときよりもパワーがいります。



道路状況によって100キロ以上のスピードが出せるパワーが求められることがあるのです。



そうでないと減速してしまいます。



大人数を乗せているときや荷物を大量に積んでいるときも同様ですね。



あとスピードメーターが100キロまでしかないと、もしスピード超過した場合にどれだけオーバーしているかわかりません。



スピードオーバーが何キロなのかわからないと、スピード出し過ぎたから落とさないとという自制心も働かず危険。



以上の理由からスピードメーターは180キロまであるのです。

1 件のコメント:

  1. その回答は馬力の問題を速度の問題にすり替える詭弁です。

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