オシドリ夫婦は仮面夫婦だった？

オシドリ（鴛鴦）は カモ目カモ科の水鳥。

仲むつまじい夫婦をオシドリ夫婦と言ったりします。

これは、繁殖期にオシドリのつがいが寄り添って仲睦まじい姿をしているところからそう言われているのですが、ここで衝撃の事実が判明。

オシドリの夫婦は仮面夫婦だったのです。

確かに繁殖期には仲良く、これぞまさにオシドリ夫婦という場面も見られるが平穏な時は長くは続かない。

メスが卵を抱え、抱卵期になるとオスはあっさり他のメスに乗り換えることも珍しくない。

また、繁殖期以外はパートナーと連れ立って一緒に行動しているわけでもなく、毎年ペアを変えて新しいペアを作る。

一生を添い遂げるような本当のオシドリ夫婦なのはタンチョウやペンギンなど。

ちなみに、オシドリの語源はつがいが寄り添う姿から愛（お）しが由来とされる。