2015年2月22日日曜日

「緑は目に優しい」は本当か?




「緑は目に優しい」という都市伝説がありますが、真偽の程はどうなのでしょう?



真相は緑色そのものが目に良いというよりは、外に見える森や林など遠くにあるもの(結果的に身近にある緑は自然であることが多い)を見ることがいいということなのです。



目は毛様体筋によって水晶体の厚みを変えてピント調節をしていますが、ケータイやパソコンなど近距離のものを見ていると毛様体筋は収縮してピント調整している状態で目は疲れ、近視などが進行していきます。



一方、遠くの緑を見ている時は毛様体筋が緩んだ状態で焦点を結んでいるので、目への負担が少なくリラックスできていることになります。



ディスプレイを見ているよりは遠くの自然を眺める方が目に優しいという訳ですが、近視などが治るわけではないのであしからず。

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