2015年8月6日木曜日

日本一大きな砂丘は鳥取砂丘ではない?




日本で砂丘と聞けば真っ先に思い浮かべるのは鳥取砂丘。



ですが、日本一有名な鳥取砂丘は日本一大きな砂丘ではなく、もっと大きな隠れた砂丘が日本にはあります。



日本一大きな砂丘は、青森県の下北半島にある「猿ヶ森砂丘」



ここは砂に含まれる石英の粒がこすれて音が出る鳴き砂で知られ、鳥取砂丘の約3倍の面積を有しています。



これだけ大きければもっと知名度があってもよさそうなものですが、それにもかかわらずあまり知られていないのはここが一般人立入禁止区域だからです。



猿ヶ森砂丘の大半は防衛省の管理下に置かれ、下北試験場として弾道性能などの研究に利用されている。



大きな砂丘であれば民家もなく、弾丸などを発射しても防音・防火に適した砂地が広がっているだけですのでまさにうってつけの場所と言えます。



隠れ日本一の猿ヶ森砂丘は人知れず、現在も青森の端っこにあり続けます。

0 件のコメント:

コメントを投稿