奈良の東大寺の大仏には大きく立派な大仏殿がありますが、鎌倉大仏には大仏殿がありません。
大仏殿がないことから露坐の大仏としても有名ですが、一体なぜ鎌倉大仏は野ざらしなのでしょうか。
そもそも鎌倉大仏は高徳院の本尊で正式名称を国宝銅造阿弥陀如来坐像という。
像高11.312メートル、面長2.35メートル、重量約121トン。
また大仏の内部に入ることも可能(胎内拝観)
太平記や鎌倉大日記によると、大仏の造立が始まったのは1252年(建長4年)で、当時は大仏殿がありその中に安置されていました。
大仏を囲むように残る巨石はかつて大仏殿の柱の土台だった名残。
ところが大仏殿は台風や地震(津波)などによってたびたび損壊。
仏の力なのか大仏は残ったが、大仏殿はそれ以降再建されることはなく現在に至っている。
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